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　岩手県陸前高田市は、市民文化会館（仮称）新築工事の施工者を決めるため、18日に入札した結果、１落の23億９０００万円で佐武建設が落札した。
　同市高田町地内にあった市民会館と中央公民館は東日本大震災で被災し全壊した。復旧に当たっては、国の災害復旧事業等により整備することとし、「市震災復興計画」および「高田地区・今泉地区における公共施設の整備方針」を踏まえ、市民会館機能と中央公民館機能を併設した複合施設として、再整備することとした。
　建設場所は、同市高田町地内約１万４２０７平方�b。施設規模はＲＣ一部ＳおよびＷ造３階建て、延べ３５９１平方�bで、市民会館部分はメーンホール（固定席６２５席＋車椅子スペース８席＋親子椅子７席）やホワイエなど、中央公民館部分は和室や会議室、実習室などを配置する。
　工期は２０１９年12月10日まで。基本・実施設計はＮＴＴファシリティーズ・関・空間設計ＪＶが担当した。
　入札者は、ＥＣ南部コーポレーション・共和建設経常建設ＪＶ、伊東組・明和土木経常建設ＪＶ、小原建設・柴田建設経常建設ＪＶ、後藤工建・西條工務経常建設ＪＶ、佐賀組・熊谷土木経常建設ＪＶ、佐武建設、丸協建設・吉田建設経常建設ＪＶ、高惣建設・鈴木建設経常建設ＪＶ、長谷川建設。匠建設・川口工務店経常建設ＪＶは辞退した。

　提供：建設新聞社