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建通新聞社
2018/05/28

【大阪】堺市 工事等の17年度落札状況が判明

堺市は、建設工事と工事関連業務の業種別2017年度落札状況を明らかにした。全体の落札率は、建設工事が87・57%、建設コンサルタントなど業務が80・94%だった(業種別の落札状況は表を参照)。
 落札率を業種別に見ると、建設工事では最高が電気の88・85%、最低が建築の86・73%、コンサルは最高が設備設計の84・14%、最低が測量の76・88%だった。全体の発注件数は工事が16年度より95件減の411件、業務が同2件増の167件だった。
 17年度の工事件数が95件減少している点について堺市の担当課は、16年度に小学校の空調工事が多数発注されたことを要因に挙げた。
 最低制限価格対象案件(制限価格)と低入札対象案件(低入札)の落札状況を見ると、合計では制限価格が発注件数335件の落札率88・92%、低入札が76件の81・61%となり、低入札が7・31%低い落札率となった。工種別に見ても最大が電気の8・2%から管の5・89%と、16年度(造園7・93%〜電気6・1%)と同様に低入札の落札率が低い傾向が現われている。