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建通新聞社(中部)
2018/05/28

【愛知】選手村後利用プロポ 6月13日まで提案受付 

 アジア競技大会愛知・名古屋合同準備会は、第20回アジア競技大会の選手村整備に向けて、選手村の後利用検討調査業務のプロポーザルを公告した。企画提案書の提出期限は6月13日。共同企業体で応募する場合は6月8日までに参加資格審査申請書などを提出する。
 選手村の整備に当たっては、大会後の後利用を見据え、まちづくりに貢献する事業計画とする方針。そのため、選手村の後利用について基本構想を作成する。
 今回の調査業務では、▽後利用事業内容の検討▽基本構想(素案)の作成▽選手村概略検討▽概算事業費(案)の作成▽ロードマップ(案)の作成▽課題の整理―を行う。後利用事業内容の検討では、交通計画の検討の他、公園・広場などの基盤整備の概略検討を行う。また、選手村後利用事業に進出意欲のある民間事業者と対話を行うために設置する民間研究会の運営支援も担う。これらを踏まえ整備方針を整理、事業手法などを検討し、後利用開発の進め方を提案する。これに加え、有識者懇談会の議論なども踏まえて、基本構想素案をとりまとめる。選手村の概略検討では、大会時に一時使用する恒久施設と、大会時の仮設建築物をそれぞれ検討。配置基本計画を作成する。これらを踏まえ、概算事業費案、ロードマップ案を作成する。
 委託期間は2019年3月28日まで。見積もり限度額は3560万7600円(税込み)。6月15日に選定委員会を開き、受託候補者を決定する。
 5月30日に説明会を開催するため、参加を呼び掛けている。

提供:建通新聞社