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新建新聞社
2018/05/25

【長野】中野市の豊田小・中学校整備の設計プロポ、最適候補者に宮本忠長建築設計

 中野市は、豊田小学校および豊田中学校整備工事の設計業務委託に係る公募型プロポーザルについて、宮本忠長建築設計事務所(長野市)を最適候補者に、5月24日決定した。次点はアーキプラン・中山設計共同企業体。そのほか2社が参加した。
 最適候補者の提案は、「居ながら工事」の居住環境への配慮、既存校舎と新校舎・新屋内運動場が中庭や渡り廊下を介して合理的につながる平面計画、学校と地域が交流できる親しみやすさと機能性の確保ーなどに配慮した。提案内容が市の準備委員会の想定していた施設の配置計画とは異なるため、今後協議を進めていくもよう。
 整備事業の予定スケジュールは、基本設計を2018年10月、実施設計は19年3月までに行う。整備工事は19年度4月からを予定しており、21年2月までの工事期間を想定。開校は2021年度4月。
 18年度当初予算には、同整備工事の費用は計上しておらず、国庫補助等を充てる方針であることから来年度での予算計上となる。整備工事一式(外構・解体を含む)の概算工事費は約17億84万円を見込んでいる。
 工事場所=中野市豊津4296ー1
 敷地面積=1万8088u

提供:新建新聞社