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　一般社団法人新潟県建築士事務所協会（坂本忠志会長）は２４日、１８年度定時総会を新潟市中央区で開き、業界のさらなる発展に向けて結束を図った。また、任期満了に伴う役員改選では坂本会長を再任した。
　議事では１７年度の事業報告、会計決算報告を行うとともに、１８年度の事業方針・事業計画、会計収支予算を承認した。事業計画では社会的地位向上や行政機関への理解促進、会員の技術向上のための事業を推進するほか、にいがた未来の建築担い手育成事業に取組むことを確認。また、建築士の後継者育成（高校生への出前講座）、耐震診断および耐震改修に関する住宅相談の応援などを展開していくとした。坂本会長は「新しいことを含め継承していく姿勢で大いに盛り上げていきたい」と決意を新たにした。
　第２６回建築作品・新潟県賞表彰式では、最優秀賞（一般建築部門）の高田建築設計事務所『Ａｎｏｔｈｅｒ　Ｒｏｃｋｅｔ』、優秀賞（住宅部門）の高田建築設計事務所『ＺＥＲＯ２Ｒｅｂｏｒｎ〜時代をつなぐ緑〜』、同（一般建築部門）の全農新潟１級建築士事務所・ＪＡ設計『ＪＡ新潟厚生連小千谷総合病院』、同（同）の創建築設計事務所『隣保館保育園』、特別賞（同）の桜井木材建築『三川観光きのこ園散策道路沿いにある菌床倉庫』に対して賞状と記念品が贈呈された。