一般社団法人京都府建設業協会の創立70周年祝賀会で、小ア学新会長は「全身全霊で会長の職務を全うすべく努力してまいる所存です」と決意を表明。「建設業界では大手企業の受注工事量の拡大、利益率の向上等、空前ともいえる順調な経営状況が漏れ伝わってくるところですが、我々地域建設業はまだまだその実感が乏しい状況にあります」「現在、審議中の働き方改革では、建設業の長時間労働の是正を含めた賃金・休日等の労働条件の改善といった担い手の確保・育成に向けた様々な取り組みが進められております。また社会保険加入の促進に向けた環境整備やiコンストラクション活用等により生産性の向上を図る取り組みなど、建設業を取り巻く環境は大きな転換期に向かっております」「このような変革の時代を迎え、私ども京都府建設業協会は地域建設業が地域インフラの安定的な整備・維持管理を行う地域の担い手として、地域の安心・安全を守る役割が期待されており、各支部と連携し会員各社の発展のため、諸事業を推進してまいりたい」「私の父が創立30周年の昭和53年に会長を仰せつかった。70周年という大きな節目の年に私に大役が回ってきたことを天職と考え、全身全霊で頑張ってまいる所存です」と述べ、支援と協力を呼びかけた。
来賓を代表して、青木由之国土交通省建設流通政策審議官、門川大作京都市長、二之湯智参議院議員が祝辞を述べた。足立敏之職域代表参議院議員の発声で乾杯し、祝宴となった。
祝宴の後、玉井康義副会長が閉会のことばを述べ、お開きとなった。