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建通新聞社四国
2018/05/25

【香川】県評価委で適切 三本松体育館等落札基準で

 2018年度の第1回香川県総合評価委員会が5月22日に開かれ、県が提案した▽中讃流域下水道大束川浄化センター改築工事(電気設備)▽三本松高校体育館改築工事▽坂出高校第1体育館改築工事―の3件について総合評価細目の、技術提案に求める内容など落札決定基準について審査。いずれも「適切である」との判断を示した。これを受けて県は制限付き一般競争入札に向け準備を進めており、早期に入札公告を行う。
 中讃流域下水道大束川浄化センター改築(電気設備)(宇多津町吉田4001ノ4)は、水処理系の中央監視制御設備を整備するもので、2018年度から2カ年債務で当初予算に所要額を計上している。同浄化センターの改築では17〜18年度の繰り越し工事で管理棟建築の耐震工事、床排水ポンプ各所の機械設備や汚泥の脱水処理前の機械濃縮の計装設備更新などを上半期の竣工を目標に進めている。
 三本松高校体育館改築(東かがわ市三本松)は、18〜19年度の2カ年で改築。新体育館の規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ2588平方b。工期は約12カ月。設備は電気、機械に分離し、別途第2四半期に制限付き一般競争入札で発注する見込み。1階は体育館と卓球場・トレーニングルーム、2階に武道場。改築実施設計は市原建築設計事務所(高松市)が担当した。
 坂出高校第1体育館改築(坂出市文京町)は18〜19年度の2カ年で改築する。規模は、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造平屋1320平方b。工期は約14カ月を見込む。電気、機械設備は分離し制限付き一般競争入札で第2四半期に工事発注する。工期はいずれも約14カ月を見込んでいる。建築の実施設計は清和設計事務所(丸亀市)が担当。
 
提供:建通新聞社