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　浜松市は、一般会計に８億３０００万円を追加する２０１８年度５月補正予算案を公表した。待機児童解消に向けた保育所などの施設整備やサテライト型小規模保育所事業に対する助成の他、新々原田橋や三遠南信自動車道関連事業、天竜川駅周辺整備費などを盛り込んだ。
　建設関連では、国の補助制度を活用した株式会社の保育所整備への助成として１億０８４２万円を計上。安全・安心なまちづくりを進めるため、新々原田橋整備に２億８０７２万円、橋梁耐震補強に３億１３９９万円、三遠南信自動車道関連整備事業に１億３４７０万円、天竜川駅周辺整備事業に９５７４万円を計上した。
　19年度に更新となる指定管理者導入施設については、公募の際の上限額を設定するため、浜松アリーナや浜北文化センターなど63施設で計80億１９０１万円の債務負担行為を設定。期間は施設ごとに異なるが大半は19〜23年度の５カ年となっている。また、法面が崩壊した天竜区龍山町瀬尻の国道１５２号災害復旧工事費として１億７０００万円、浜松オートレース場＝写真＝のメインスタンド棟新築実施設計費に７３００万円、サテライト型小規模保育所事業への助成として４３１２万円の債務負担行為も設定した。期間はいずれも18〜19年度の２カ年とした。


提供：建通新聞社
（2018/5/25）

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