熊本県建設業協会(707社)の第55回通常総会が21日にホテル日航熊本であり、4期8年で退任する橋口光コ会長の後任に土井健氏が就任した。総会後の懇親会で土井新会長は「地域を支える建設産業として引き続き創造的復興を担っていく。皆様と一体となって、様々な課題・問題の解消に努める」と抱負を述べた。
総会では、県土木部のの宮部静夫部長の祝辞、雇用改善関係知事表彰・全建会長表彰等伝達・本協会長表彰、前川浩志氏による受彰者代表謝辞などもあった。
2018年度事業計画によると、12項目の柱は17年度とほぼ同じ。技術力向上でICTに関する情報発信、担い手確保で外国人技能実習生等の調査・研究を盛り込んだ。社会的責任への取り組みとして、行政機関との災害協定等を踏まえ、指定地方公共団体の役割を今後も果たしていくため各支部・部会とともに県当局・振興局等との一層の連携強化を図る。
橋口会長は「地震からの復旧に一定の見通しが経った今、新しいリーダーを迎え、これからの県建設業のより一層発展を目指して頂きたい。協会活動に対し会員の皆様のご理解と御協力を切にお願いする」と呼びかけた。副会長と代表理事については、6月下旬に予定されている理事会で決まる。
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