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北陸工業新聞社
2018/05/19

【新潟】共存し希望の持てる業界/県鉄骨工業組合が総会開く 

 新潟県鉄骨工業組合(渡邊孝夫理事長)は18日、18年度通常総会を新潟市中央区で開き、全社が共存し希望の持てる業界に発展するよう、さらなる結束を誓った。
 この日は100社のうち82社(本人37、委任状45)が出席。会に先立ち、渡邊理事長は17年度を振り返り、重大災害が発生しなかったことに関し組合員に感謝の意を表すとともに、適正価格の徹底を呼び掛けた。その上で「価格は我々の技術力の評価ということを肝に銘じ、安定経営の継続を目指していただきたい」と力を込めた。
 議事では17年度事業報告書、18年度の事業計画書および収支予算計画書など7議案が原案通り承認した。事業計画として、鉄骨製造業および鋼構造物工事業に関する指導・勉強会、情報または資料の収集および提供、調査基準価格研究、鉄骨製品の共同調査、組合員のための工場認定受託業務、鋼構造物工事の共同積算などが盛られたほか、各支部や各委員会の活動計画が紹介。任期途中ではあるものの、理事の古川勇人氏(古川廣吉鉄工所社長)が新たな青年部長に就いた。また、優秀な技能および組合発展への功績をたたえ、次の皆さんが表彰された(敬称略)。▽池田憲章(鎌ヶ谷巧業)▽清水長利(石井鉄骨工業)▽横山裕輔(長谷由工業)▽古川克己(古川廣吉鉄工所)▽長澤秀和(サトコウ)。

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