一般社団法人新潟県測量設計業協会(山岸陽一会長)は17日、新潟市中央区のANAクラウンプラザホテル新潟で18年度定時総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では山岸会長(山岸測量事務所)の再任を決めた。
冒頭、あいさつに立った山岸会長は「今年度も引き続き、安定的かつ持続的な業務量の確保と、技術者および業界の環境改善に向けた広報活動が課題になる。17年度は、新潟市西区での除雪応援など、協会全体で災害応援活動に取り組み、信頼と評価につながった」と述べた。また、「アイ・コンストラクションは深化の年。協会として関係団体との連携や情報共有を図り、取組を推進したい」と展望を語った。
議事では、17年度賃貸借対照表および正味財産増減計算書を承認するとともに、任期満了に伴う役員の選任を審議。山岸会長と、副会長の荒井隆二氏(荒井測量設計)、吉澤隆氏(長測)、佐治力氏(新潟県上越国土測量)を再任した。18年度事業計画には、担い手確保に向けた広報活動の推進、技術力向上と経営安定のためのセミナーや若手技術者育成研修事業、地積調査事業の普及啓発などを盛り込んだ。
総会終了後、永年勤続者表彰式を行い、15社32人の代表に山岸会長が賞状を贈呈した。続いて宮野岳新潟県土木部技監による「県土木行政の現状と最近の話題」と題した講演会も開かれた。