福島建設工業新聞社
2018/05/18
【福島】玉川村賑わい創出基本計画/都市環境研JVを選定
玉川村は、須釜小学校旧四辻分校の利活用検討などを含む村賑わい創出事業基本計画策定支援業務の受託候補者選定で、公募型プロポーザルを実施。受託候補者に都市環境研究所・SO&CO共同企業体を選んだ。
プロポーザルには4者が参加。9日のプレゼンテーション・ヒアリング審査を経て決定し、村が14日付で選考結果を通知・公表した。プロポ実施要項における委託期間は31年3月22日。委託額は2976万5000円(消費税込)以内と設定されていた。
四辻新田字村中地内の須釜小旧四辻分校を核に、周辺地域と村東部地区全域の地域資源や機能等の活用を図りながら、観光誘客を促進することを目指して基本計画案を作成する。村は同案の各段階において検討・協議を行い、今年度内にも基本計画を策定する。
具体的には業務実施計画書を作成後、@旧四辻分校利活用の検討=敷地測量、地盤調査、既存建築物(W造平屋約300平方b)の調査・耐震診断、利活用計画・耐震補強案の検討、概算工事費の算出A泊まれる環境づくりに関する検討=東部地区において望ましい検討対象地を選定、敷地測量、概算工事費の算出等B事業手法等の在り方の検討―などを通して計画案をまとめていく。