日本工業経済新聞社(群馬)
2018/05/17
【群馬】群測協が18年度定時総会を開催
群馬県測量設計業協会(冨永伸樹会長)は16日、ラシーネ新前橋で2018年度定時総会を開催した。任期満了に伴う役員改選が行われ、新会長として嶋田大和氏が就任した。嶋田新会長は就任にあたり「誇りある仕事を行うことをテーマとした。われわれの協会は、市民からの認知度は高くないものの、測量設計業を通して群馬県の発展に誠心誠意、誠実に仕事をしている技術者集団。状況の変化はあるが、各社の特性を生かしてこれからも頑張っていく。そのためにも皆さまにはご協力をお願いしたい」と呼びかけた。
冒頭、冨永会長は「さまざまな産業で働き方改革が求められており、ICTやIoTへの対応が求められている。皆さんには協会活動に協力していただき、発注者と受注者がパートナーとして持続して発展していかなくてはいけないと考えている」とあいさつした。
来賓として反町敦副知事が「今後とも、魅力あふれる群馬県の実現に向け、必要な社会資本整備と維持管理に取り組んでいくので、ご協力をお願いしたい」と大澤正明知事の祝辞を代読。国土交通省高崎河川国道事務所の堤啓所長は「働き方改革や生産性向上、担い手確保などの取り組みが求められている。特に新技術は注目されがちだが限界があり、活用には皆さまの豊かな経験が必要不可欠」と話した。
議事では、役員改選のほか18年度の事業計画などについて審議が行われ、全議案が承認された。その後、会場を移し懇親会も行われ、県前橋土木事務所の山口修所長の発声で乾杯。多数の来賓とともに、親睦を深めた。