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日刊建設工業新聞
2018/05/17

【鳥取】18年度補助・交付金 道路事業11・8億円を追加

 西部総合事務所米子県土整備局の18年度道路事業(補助・交付金)に11億7700万円が追加された。街路葭津和田町線の上部工など57事業が対象で、年度当初の早着分12億8300万円と合わせ予算総額は24億6000万円になった。
 今回の追加予算は、補助と交付金の国認証を踏まえ、県が見込んでいた当初予算の範囲内で配分された。
 葭津和田町線は上部工を発注することにしており、「9月補正」で債務負担行為を設定した上で10月以降、PC6径間(165・4b)に着工する。工事費6億円規模。発注にあたっては、ポストテンション(93b)とプレテンション(72・4b)部のそれぞれ3径間連結T桁橋を2分割する。
 終盤を迎えた国道181号岸本バイパスは、年内の全線開通を目指し、国道431号弓ヶ浜工区は5000万円を追加して計2億円でサイクリングロードの整備を促進する。
 橋梁補修は主要地方道倉吉江府溝口線・大江橋、主要地方道赤碕大山線・川床橋、国道181号伯耆橋など4橋に1億1200万円を追加。橋梁耐震では県道西伯伯太線・宮前橋に5000万円を充てる。
 国認証は県の当初予算額を上回っており、同局によると、今後「6月補正」に10億円を要求。国道181号佐川−根雨原工区改良に7900万円や、橋梁補修に3億8000万円などを中心にさらに上積みする。

日刊建設工業新聞