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　高山市が計画する学校給食センター（三福寺町４９５）整備が、国の２０１８年度ＰＦＩ推進の支援措置事業として採択された。今後、国が派遣する専門家の支援を受け、同市初となる公共施設への民間活力導入に向けた整備の可能性を探る。
　対象となっているのは高山市内の小・中学校20校に約６３００食を配食している施設。鉄筋コンクリート造２階建て延べ約２０００平方�b。１９８０年に完成した。機械設備は耐用年数に応じて更新しているが、施設は老朽化が著しく建て替えを含む大規模改修などの対応が必要な状態だ。
　構想段階にある同整備事業に対し国は、「優先的検討運用」として、具体的に事業をＰＦＩ方式で進めるため、国が委託するコンサルタントを派遣するなどして、他自治体で効果があったＰＦＩによる事例の情報提供や可能性調査などの支援をすることになる。派遣時期などの具体的なスケジュールは現段階では決まっていない。
　高山市は今回の採択を受け、給食センター以外の大型公共施設についても市が策定した「公共施設等総合管理計画」に基づいて民間活力の導入が可能か探りたい考えだ。

提供：建通新聞社(2018/05/17)