国土交通省中部地方整備局は、岐阜県内の出先事務所が発注した一般土木C等級工事について、2016・17年度の受注業者ごとの当初契約金額などを明らかにした。総額で大きな変動があった事務所は岐阜国道事務所。16年度に約115億あった発注が、17年度は約46億円にとどまったことが分かった。東海環状自動車道関連工事の進展状況などが影響した。
事務所別の詳細は次の通り。
▽木曽川上流河川事務所―16年度に8件13億1976万円分を、17年度に10件14億5832万円分を発注した。年度別の平均落札率は16年度が96・3%、17年度が94・8%
▽越美山系砂防事務所―16年度に12件12億1024万円分を、17年度に8件8億7166万円分を発注した。年度別の平均落札率は16年度が96・8%、17年度が96・5%
▽新丸山ダム工事事務所―16年度に2件2億6028万円分を、17年度に2件1億5768万円分を発注した。年度別の平均落札率は16年度が96・4%、17年度が92・9%
▽岐阜国道事務所―16年度に58件115億5124万円あった発注実績が、17年度には22件46億2520万円となった。事務所の年度別の平均落札率は16年度が95・5%、17年度が95・4%
▽高山国道事務所―16年度に26件34億4044万円分を、17年度に22件34億2705万円分を発注した。年度別の平均落札率は16年度が95・9%、17年度が94・7%
▽多治見砂防国道事務所―16年度に14件15億3867万円分を、17年度に16件20億5781万円分を発注した。年度別の平均落札率は16年度が95・5%、17年度が97・5%
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建通新聞社(2018/05/16)