上越市は14日、大潟区九戸浜地内「(仮称)上越市体操アリーナ新築(建築)工事」を、10億5000万円で福田組・高舘組・西田建設JVに落札した、と公表した。
4月27日に制限付き一般競争入札で開札していたもの。6月議会での工事請負承認を経て、正式契約となる。
県大会や北信越大会などの国内ブロックレベルの公式大会が開催できる体操専用施設を整備。規模はS造2階建て延べ3812平方メートル。メーンのアリーナは40メートル×42メートル、高さ14メートル。観覧者席は250席(駐車場などの外構整備含む)。競技種目は新体操、トランポリン、器械体操とし、国際体操連盟公式競技認定の器具を備える。また体操を通じて市民の余暇活動の充実や社会体育の振興、健康増進に寄与する施設として、市民らの利用も想定したランニングコースや、会議室(100人収容)、多目的室なども入る。工期が19年11月30日まで。
設計はハート1級建築士事務所(上越市石橋)が担当。
なお、電気設備工事は入札仕様書の見直しに伴い再公告となり、8日に開札済み。落札決定に向けて審査を進めているところ。一方、4月27日に開札し、不調に終わった機械設備工事も再公告しており、23日に開札する予定となっている。