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建通新聞社(中部)
2018/05/14

【岐阜】県障害者総合就労支援センター 本体建築公告を6月にも

 岐阜県商工労働部は、障害者総合就労支援センターの本体建築を早ければ6月に総合評価落札方式の一般競争入札で公告する。発注規模は約7億8000万円(2019年度までの債務負担行為設定有り)。順調ならば、9月の県議会定例会で契約決定し、10月に着工する。電気、機械設備は建築の契約に合わせ、これも総合評価落札方式の一般競争で7月以降に公告する。発注規模はそれぞれ約1億円となっている。
 建設する施設は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ2997平方b。1階は就労支援センターや障害者就業・生活支援センターなどの管理部門。2階は基礎実務科教室や職域開発科教室など5教室のほか実習室3室などの訓練部門。3階は居室10室や舎監室、寮母室、食堂、浴室などの宿舎部門となる。
 建設地は岐阜市学園町2ノ33。旧人材育成センターを解体した約3660平方bの敷地に建設する。
 また同所では、鉛の土壌汚染が検出されたため、土壌改良も含めた工事を5月内に完了する。6月には、別途地下水のモニタリング調査を委託し、特に問題がなければ、調査完了後に建築工事を公告する計画だ。
 県は、障害者のための福祉、医療教育、文化芸術、スポーツ、就労施設を「ぎふ清流福祉エリア」として一体的に整備している。就労支援センターはその一環となる。
 設計は金華建築事務所(岐阜市)が担当した。

提供:建通新聞社(2018/05/14)