指宿市が、計画している新市民会館の基本設計と実施設計を公募型プロポーザルで行うことが分かった。夏までには募集要項を公告する方向で作業を進めている。また、基本・実施の一括発注か分離で行うかは今後決定される。
建設地はふれあいプラザなのはな館内=写真=。整備スケジュールは、事業費に合併特例債を活用するため、2018年度内に設計関係を終わらせ、19年度に本体着工し20年度の完成を目指す。建物規模は未定だが、客席数800から900席程度のホールや控室などを設け、既存施設の本館と接続する。
18年度は当初予算に1億4400万円を計上しており、設計のほか地質調査も行う。同館は1998年に市有地(9万3400u)に県が整備。2011年度に休館し、本館や体育館などの一部を市に譲渡した。