中央町19・20番街区市街地再開発組合は、再開発ビル建設に向けて既存建物の解体などを行っている。新施設で1階から5階に配置される店舗面積は8150uを予定しており、大規模小売店舗に必要な駐車台数を確保するため、今後、整備される7階建ての自走式立体駐車場と提携することが分かった。
提携駐車場は、鹿児島市中央町16番街区の一部で、市道甲南通線沿いの福岡銀行鹿児島支店の対面に建設する。7階建てで2階から屋上階に駐車可能な施設となり、必要台数の174台を確保。エレベーター1基と階段2基をそれぞれ設ける。
再開発ビルは、免震構造を採用したRC造地下1階地上24階建約4万7280.83u。このうち、物販店舗は1階1720u、2階1590u、3階2155u、4階1960u、5階725uで構成する。
また、5階には500人収容可能なホール(2400u)を設置するほか、飲食・サービス1800uや分譲住宅210戸などで計画している。
回遊性を高めるため、鹿児島中央駅から再開発ビルを経由して南国殖産本社ビルまでのペデストリアンデッキも計画している。