日置市は、吹上浜でサッカー場などの多目的グラウンドを計画している。5月中旬にも指名競争で実施設計を委託し、6月補正予算に工事費を盛り込みたい方針だ。基本計画による総事業費は5億3000万円を見込む。
同計画によると、メーンとなる人工芝サッカー場は2面合わせて1万7883u、人工芝フットサルコート(ウオーミングアップ場)が2面で1848u。駐車場は一般300台、大型バス専用10台を予定している。また、サッカー場の周回にジョギング走路を設けるほか、照明を4基設置。トイレ(2基)に手・足洗い場を併設し、管理棟(クラブハウス)を設ける。
整備は、人工芝を温度抑制チップで敷設することを仕様書に盛り込むほか、サッカー場専用ではなくグラウンドゴルフや幼稚園・保育園などの運動会が利用できる施設とする。
建設地は、吹上町中原の同公園陸上競技場北側にあった旧吹上浜キャンプ村の隣接地(約3万2000u)。また、駐車場は建設地のほか、同村跡地にも確保する予定だ。順調に進めば、5月中旬にも実施設計を委託して業務を進めるとともに、6月補正予算には工事費を計上するもよう。