徳之島町は、新庁舎建設に向け2019年度にも基本設計に着手する。18年度は庁内での検討委員会を設置するほか、外部による検討委員会も立ち上げる。住民説明会を経て基本設計、実施設計に移り、20年度にも本体に着工して21年度の完成を目指す。
現庁舎は、建物規模がRC造3階約2800uで1973年に竣工、老朽化により建て替える。財源を国の緊急防災・減災事業債を活用するため、完成年度を2021年度に設定。候補地は現庁舎の駐車場を予定している。
整備スケジュールは、18年度に庁内、外部の検討委員会で基本構想などの概要をまとめる。19年度には住民説明会を開き、基本設計、実施設計に着手。20年度に本格的な整備に入る計画だ。また、財政面などから20年度の着工を予定していた学校給食センターの建設を先送りする。
このほかの大島群島では、宇検村で庁舎建て替えを前提に検討委員会で審議に入った。18年度内にも基本構想案を取りまとめ、村長に答申する方針。順調に進めば20年度以降の本体着工を目指す。