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建通新聞社四国
2018/05/11

【高知】大豊町 保・小・給食Cを移転 設計プロポ8〜9月に

 大豊町は、おおとよ小学校、大杉保育所、給食センターの3施設を大豊町中学校の敷地内に移転新築する。3施設の設計者を選定するための公募型プロポーザルを8〜9月に公告し、2019年度に工事発注、20年4月の開校を予定している。CLTを使った施設を考えているため、工事はCLTの施工実績がある建設会社に対し発注したい考え。
 新たな施設について町は、1階を給食センター、2階と3階を小学校校舎とする木造の建物と、保育園舎の2棟での構成を考えており、規模も含めた詳細を設計の中で決める。体育館は中学校の既存施設を使用。建設地は、大豊町中学校(中村大王1057)のグラウンド内、もしくは隣接する農村広場を予定。
 既存施設の規模は、おおとよ小学校(杉92)が鉄筋コンクリート造2階建て延べ約2000平方bで、現在の児童数76人。大杉保育所(杉50ノ1)が同造2階建て延べ430平方bで、現在の園児数41人。給食センター(黒石363ノ5)が同造平屋290平方b。給食センターと保育所は、旧耐震基準で建築されており、老朽化も進んでいる。
 町では、保育所・小学校・中学校の一貫教育を目指し、今回の移転を計画した。18年度当初予算には設計委託料5535万円を計上している。

提供:建通新聞社