恵那市は、恵那南地域にある5中学校の再編に向けた整備の方向性を2018年度末までに決める。
対象となるのは、岩邑中(岩村町1273ノ1)、山岡中(山岡町下手向182ノ4)、明智中(明智町60ノ1)、串原中(串原4083ノ2)、上矢作中(上矢作町漆原67)の5校。これらの中学校は、少子化に伴い生徒数が減少しており、部活動の存続や幅広い友人関係の構築が難しくなっている。また、各校に配置する教職員数も限られるため、統廃合などで教育環境を整備する。
再編の方針については、今まで行われた「中学校在り方委員会」と「同再編委員会」で出た意見と市民の声を参考に、市の関係課で決める。統合する場合は、既設の建物を増築して活用するか、別の場所に新築するかも検討していく。
5中学校の再編は、16年3月に委員会から市に提出された答申の中で、21年度の開校を目指し既設の5校を1校にすることが提案されていたが、市民団体から反対の声を受け、案を白紙に戻して現在も検討を続けている。
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建通新聞社(2018/05/11)