智頭町は町立図書館の基本・実施設計業務を今月16日、「公募型プロポーザル方式」として公告する。県内外の建築士事務所が対象で参加表明書を6月中旬まで受け付け。その後、第1・2次選定を経て設計者を絞り込み、今夏までに最優秀設計者を決定する。
20年度の開館を目指す新図書館は、JR智頭駅近くのバスロータリーと周辺駐車場約3500平方bに建設する。
基本コンセプトは「『智恵』と和の広がる図書館」−智頭の歴史・文化から生まれた知恵と町民の和が広がり、世代を超えて多くの人がつながり、学びあう場への思いが込められている。
建物規模は木造をベースに延べ床面積1150平方b級。18年度末にかけて実施設計をまとめ19年度に着工する。
基本・実施設計の契約限度額は約6500万円。
受託者の選定にあたって、町は10日までにプロポの参加資格や審査方法を大方固めた。今後16日午後に開かれる定例教育委員会で図書館設置に関連する要綱を報告し承認後、同日夕に公募型プロポを公告する。
日刊建設工業新聞