松山市は、垣生小学校内に新垣生学校給食共同調理場を新築するため、2018年度に設計を外注し、19年度に建設着手、21年度供用開始する方針。18年度予算に設計委託費として3200万円を計上している。
新調理場は、たちばな調理場と垣生調理場を統合して延べ床面積3000平方b、5000〜7000食規模の施設を建設する。事業費として18億4000万円を見込む。内訳は設計・監理費5500万円、建設費13億9500万円、厨房機器費3億6900万円、什器備品費2000万円。
市は、17年3月に学校給食共同調理場の老朽化対策や再編計画など今後の施設整備を行っていく上での整備・再編の基本計画を策定している。計画期間は、17年度から31年度の15年間。市には18場の共同調理場、2場の自校式調理場(怒和小、津和地小)があり、日々約4万人の児童たちに学校給食を提供している。
整備・再編計画による新垣生調理場他の建設計画は、新小野調理場や新湯山・桑原調理場、三津浜調理場が計画されている。
新小野調理場は、久米調理場と浮穴調理場を統合して北梅本町の約2000平方bに建設。21年度に設計、22年度から23年度で建設する。規模(概算)は延べ床面積2500平方b、4000〜6000食。事業費は15億7000万円。
新湯山・桑原調理場は、湯山調理場と桑原調理場を統合。24年度に設計、25年度から27年度に建設する。規模(概算)は延べ床面積3000平方b、5000〜7000食。事業費は23億4000万円。建設地は畑寺、下伊台町、北久米町、溝辺町などを中心に検討する。
また三津浜調理場では、27年度ごろに児童数状況や老朽度合調査を実施し、建て替えるか検討する。建て替える場合は29年度から31年度で建設する。規模(概算)は延べ床面積1500平方b、3000食、事業費は9億4000万円。建設地は三津3の約3000平方b。
提供:建通新聞社