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　加賀市は、（仮称）片山津地区保育園の新築工事について、基本実施設計を第１四半期に委託する方針だ。指名競争方式での発注を予定する。
　片山津中学校区における園児数の減少を踏まえ、比較的距離が近い金明（塩浜町地内）、湖北（柴山町地内）、潮津（潮津町地内）の３保育園を統合し、潮津町地内を候補地として新たな保育園を建設する。建設規模などは設計の中で詰めていく。適正規模での保育環境を整備し、２０年春の開園を目指す。
　基本実施設計業務とともに測量業務も合わせて発注する。当初予算に関連費として２１００万円を計上している。
　市が策定した「公立保育園再編基本計画」によると、再編にあたっては園児３０人未満の小規模園を優先し、２０２５年には現行１６園を７園に集約する方針が示されている。これまでに実施したパブリックコメントでは、市内で特に古い金明、潮津、湖北保育園の統合を望む意見があった。