福井県舗装協会(吉田秀則会長)の18年度通常総会はこのほど開かれ、17年度事業報告・収支決算および18年度事業計画・収支予算案などを慎重審議し、原案通りすべて了承した。福井市手寄1丁目のアオッサで。
冒頭、吉田会長が挨拶し、今冬の大雪に際して除雪作業に奮闘した会員を称えねぎらい「今後も研修会などを重ねて会の社会的な存在をアピール。仕事とともに会員同士の親睦も併せて図っていきたい」などと抱負を示した。県議(議長)の松田泰典顧問も来賓として挨拶した。
17年度は8月5日に会員企業から43人が参加して旧丸岡町役場周辺の幹線道路を対象に、道路清掃車と人海戦術で歩道の土砂や雑草を奇麗に清掃奉仕した。1月22日には県土木部との意見交換会を行い、県道路行政の講演を受け、舗装工事に対する諸問題について活発に意見交換をした。
18年度も引き続き会員の共存共栄と公共の福祉増進に寄与する事業を実施。会員の道義高揚と技術、経営合理化を推進するため講習会や研修会などを開催。社会貢献の一環で道路清掃事業などを行う。舗装関係工事の発注機関との意見交換を実施する。さらに発注機関などに陳情や請願、交渉、連絡、建議を行い、舗装の新設や維持修繕事業の協力推進と事業予算の拡大を要望していくなどとした。