建通新聞社
2018/05/02
【大阪】府都市整備部 4週8休工事を本格導入
大阪府都市整備部は、試行導入していた4週8休工事を2018年度から本格導入する。原則、単価契約と災害復旧工事を除く全ての工事が対象となる。
4週8休工事では、原則として週に2日は休業・現場閉所(資料整理など事務作業も認めない)とし、施工計画書、計画工程表を作成する。
現場着手後から現場完了時までの期間を4週単位に分け、やむを得ず休日作業が必要となった4週のうち、90%以上で8日以上の休業・現場閉所を実施できた場合を達成とする。達成した場合、内容に応じて工事成績評定時に評価(最大1・4点の加点)する。間接工事費率の補正など必要経費の計上については、18年度の導入に向けて検討を進めている。
同部では16年度、31件を対象に4週8休工事を試行導入した。17年度末現在で25件の工事が完成しており、このうち21件が目標値を達成した。また、17年度は37件を対象に試行導入。ほとんどが工事継続中であるため、今後検証を進めていく。