日本補償コンサルタント協会北陸支部富山県部会(楠則夫部会長)の第33回通常総会は4月27日、富山市の呉羽ハイツで開き、任期満了に伴う役員改選で、新部会長に青木敬太郎氏(舘下コンサルタンツ代表取締役)の選任を決めた。
この日は、会員27社のうち、委任状を含め21名が参加。北陸支部の海津直矢支部長と小林洋雄事務局長も出席した。
総会では楠部会長のあいさつに続き、海津支部長が祝辞を述べ「昨年は創立40周年を迎え、50周年へ新たなスタートを切れた。皆様の支援の賜物」と謝意を示した上で、「今年度も一定量の用地関係事業費は見込まれるが、先行きは不透明。将来に向けた新たな業務領域の拡大が喫緊の課題であり、新分野の開拓へ、CPD制度を活用した研修等を充実させ、技術力の研さんを図ることが重要。災害応急対策業務のための地方公共団体との災害協定は当面、北陸3県との締結を優先して進めたい」と話した。
議事では、17年度事業報告と収支決算を承認するとともに、18年度事業計画と収支予算を報告。役員改選も行った。
事業計画では、会員相互の資質向上に関する事業として、技術委員会の拡充強化や独禁法等の講習、研修見学会のほか、補償コンサルタント業務の啓蒙宣伝に関する事業、起業者との連絡協力・建議に関する事業などを実施していく。新部会長の青木氏は、「会員の皆様と業界がより良くなるよう活動するため、皆様のご協力をお願いしたい」とあいさつした。
部会長を除く新役員は次の方々(敬称略)。▽副部会長=鷲北慎一(北建コンサル)▽幹事=御器谷正人(国土開発センター富山支店)、雄川薫雅(雄川コンサルタンツ)、今川健治(上智)、佐野伸吾(建設技研コンサルタンツ)、碓井康博(碓井コンサルタント)、榮知之(北陸コンサルタント)▽監事=大代武夫(大代設計)▽相談役=青木猛(北陸用地補償富山支店)。