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建通新聞社四国
2018/04/27
【高知】高知県 公文書館整備を10月公告
高知県は、昨年末に閉館した旧県立図書館の跡施設を改修し公文書館とするため、10月ごろ建築主体、電気設備、機械設備の一般競争をそれぞれ公告する。
規模は鉄筋コンクリート造３階一部４階建て延べ３８６３平方㍍。１９７３年建設で耐震化されていないため、８カ所で耐力壁を増設するなどの耐震補強を進め、電気、空調、給排水、消火設備などの老朽化対策も実施する。また公文書を取り扱う性質上、施設全体のセキュリティーを向上させ、書庫の厳重な管理ができるよう、安全強化のために窒素ガス消火設備を整備する。
これまで十分でなかったバリアフリー対策は、来館者用エレベーターの新設、１階に多目的トイレを新設、玄関の自動ドア化とインターホン設置、主要な出入り口への引き戸設置などを実施する。
旧県立図書館は、７月に新図書館「オーテピア」が開館するため、昨年末で閉館した。館内に残る古い図書や貴重な図書を夏場に虫干し、11月まで移転作業を行うため、着工は12月となる予定。２０１９年９月に完成し、備品の納入などを経て、18年度の早い時期の開館を目指す。
20年度当初予算には改修工事費４６５３万円を計上し、19年度の債務負担行為として８億４８１４万円を設定した。高知県県有建築物南海トラフ地震対策基金繰り入れと公共施設等適正管理推進事業債（長寿命化事業）を財源に充てる。
場所は高知市丸ノ内１ノ１ノ10。建築設計は上田建築事務所（高知市）、設備設計はアルティ設備設計室（高知市）が担当。
提供：建通新聞社
規模は鉄筋コンクリート造３階一部４階建て延べ３８６３平方㍍。１９７３年建設で耐震化されていないため、８カ所で耐力壁を増設するなどの耐震補強を進め、電気、空調、給排水、消火設備などの老朽化対策も実施する。また公文書を取り扱う性質上、施設全体のセキュリティーを向上させ、書庫の厳重な管理ができるよう、安全強化のために窒素ガス消火設備を整備する。
これまで十分でなかったバリアフリー対策は、来館者用エレベーターの新設、１階に多目的トイレを新設、玄関の自動ドア化とインターホン設置、主要な出入り口への引き戸設置などを実施する。
旧県立図書館は、７月に新図書館「オーテピア」が開館するため、昨年末で閉館した。館内に残る古い図書や貴重な図書を夏場に虫干し、11月まで移転作業を行うため、着工は12月となる予定。２０１９年９月に完成し、備品の納入などを経て、18年度の早い時期の開館を目指す。
20年度当初予算には改修工事費４６５３万円を計上し、19年度の債務負担行為として８億４８１４万円を設定した。高知県県有建築物南海トラフ地震対策基金繰り入れと公共施設等適正管理推進事業債（長寿命化事業）を財源に充てる。
場所は高知市丸ノ内１ノ１ノ10。建築設計は上田建築事務所（高知市）、設備設計はアルティ設備設計室（高知市）が担当。
提供：建通新聞社
