徳島中央広域連合(連合長・川真田哲哉吉野川市長)は、2018年度一般会計当初予算に移転新築する西消防署の整備事業費として19年度支出予定額1億8963万円を設定した上で工事費4億2630万円を計上した。工事発注は5月連休明けに委員会を設置し、総合評価方式の指名競争入札で準備を進める。6月に臨時議会を開催し請負額などの承認を求め、7月から工事着手する見通し。
新庁舎の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ1393平方b。県下の消防本部では初の設置となる多様な訓練に対応する都市型訓練施設を設ける予定。建設地は、現西消防署庁舎(吉野川市山川町三島)南側に隣接する民有地約4200平方b。工期は約13カ月を見込んでいる。
現在、進入路と造成工事を進めており7月に完了する見通し。設計は阿波設計事務所四国支店(徳島市)が担当。
提供:建通新聞社