綾川町は、(仮称)滝宮認定こども園建設事業で、敷地造成工事を順調なら5月下旬の臨時議会承認案件として発注する。このため、早期に指名競争入札の指名を行う。さらに、条件付き一般競争で入札する本体建設工事を9月議会案件として発注、2019年11〜12月に完成させる見通し。20年1月から子どもの受け入れを開始、同年4月から認定こども園として運営を始める。
造成工では建設用地に隣接する県道と同程度のレベルまで盛土を行う。工期は約4カ月。本体建設工事については、建築工事、電気設備と給排水衛生設備工事に分離する。工期は約13カ月。
用地造成に伴う土砂搬入費の1100万円を17年度12月補正で。また、用地造成・本体建設工事費の4億8500万円などを18年度当初予算で確保している。
高松琴平電気鉄道「綾川駅」の南側に位置する交差点の北西側用地約8300平方b内に、鉄骨造2階建て延べ約3000平方bの施設を建設する。1次保育や子育て支援機能(一時預かり、病児保育)、親子同士の交流支援機能などを有し、乳幼児から5歳児まで約280人を受け入れる。施設内に乳児室や保育室、職員室、図書室などを配置する。職員として40〜50人が運営に携わることや施設を利用する保護者の送迎も考慮し、敷地内に約110台収容可能な駐車場も整備する。
造成設計は五星(高松市)、基本・実施設計は内藤建築事務所(京都市左京区)がそれぞれ担当している。
提供:建通新聞社