建通新聞社
2018/04/27
【大阪】府福祉関連コミュ支援拠点 本体工を第2Q
大阪府は、福祉関連情報発信・コミュニケーション支援拠点(仮称)の新築計画で、第2四半期に建築本体工、第3四半期に電気工と機械工をそれぞれ発注する予定だ。建築本体工の発注規模は6〜12億円を想定しており、2020年度の完成、供用を目指す。
計画では、▽障がい者社会参加促進センター(大阪市天王寺区生玉前町5ノ33)▽盲人福祉センター(同)▽谷町福祉センター(大阪市中央区谷町5ノ4ノ13)―の3施設を統合し、福祉関連の拠点施設を建設する。
新施設の建設予定地は府警察森之宮単身寮跡地(大阪市東成区中道1丁目)の2371平方b。規模は鉄骨鉄筋コンクリート造または鉄筋コンクリート造4階建て延べ3830平方b。付属施設は駐輪場、車庫など。
基本・実施設計は9月30日までの納期で徳岡設計・E&Sエンジニアリング設計共同企業体(大阪市北区)が担当しており、詳細はこの中で検討している。
府では、同事業について18〜19年度の債務負担行為を設定。限度額は18億2377万円。
統合する3施設は、07年度に耐震診断を実施し、耐震性能が不足していることが判明している。3施設の跡地については、現在のところ現状有姿のまま売却する方針だ。