愛知県建設部は、設計などの委託業務で、2018年度から簡易公募型プロポーザル方式を導入することにした。同方式を採用した第1弾の委託業務として26日、「西三河南部地区新設特別支援学校(仮称)基本設計」と「県営鳴海住宅はじめ3住宅PFI方式整備等事業アドバイザリー業務」の2件を公告した。
同部はこれまで、設計などの業務の委託には指名型プロポーザル方式などを採用していた。18年度からは、より高度な内容を含む案件については簡易公募型プロポーザル方式を導入する。
同方式による初めての公告となった西三河南部地区新設特別支援学校の基本設計は、西尾市須脇町に県で初めての知的障害と肢体不自由の併設校を新設するための設計を行うもの。鉄骨造延べ1万2928平方bの校舎などを建設する。また、県営鳴海住宅はじめ3住宅のPFI方式整備のアドバイザリー業務は、鳴海住宅、上和田住宅、西春住宅の3住宅のPFI方式での建て替えに向けて委託する。
提供:建通新聞社