富山市は25日までに、市立学校の耐震化状況等(4月1日現在)を公表した。全棟数466棟のうち、新耐震基準および耐震補強済みは412棟で耐震化率は88・4%。耐震化が必要なのは54棟で、中学校が22棟、小学校が30棟、幼稚園が大沢野の2棟。
原則耐震化率100%を達成するまで耐震補強工事のみを最優先する。耐震補強工事では筋交いを入れるなどの方法を採用し、17年度から約5カ年程度で完了を目指す。Is値や老朽化などを考慮、優先度の高い学校から耐震化を推し進める。
耐震化が必要な施設は次の通り(校名 棟名称・規模―の順)。
【中学校】
▽東部 普通・特別教室棟=RC造3階建て延べ693平方メートル
▽西部 普通教室棟=RC造3階建て延べ1262平方メートル、普通・特別教室棟=RC造3階建て延べ710平方メートル、特別教室・管理棟=RC造3階建て延べ2296平方メートル
▽岩瀬 普通教室・管理棟=RC造3階建て延べ1287平方メートル、特別教室棟=RC造3階建て延べ1283平方メートル、普通・特別教室棟=RC造3階建て延べ579平方メートル、RC造3階建て延べ1317平方メートル
▽和合 普通教室棟=RC造3階建て延べ2323平方メートル
▽上滝 特別教室棟=RC造3階建て延べ366平方メートル、RC造3階建て延べ1252平方メートル、普通教室棟=RC造3階建て延べ1776平方メートル、特別教室・管理棟=RC造3階建て延べ994平方メートル、体育館廊下棟=RC造2階建て53平方メートル
▽八尾 普通・特別・管理棟=RC造4階建て延べ1355平方メートル、RC造3階建て延べ1123平方メートル、管理棟=RC造平屋建て220平方メートル、普通教室棟=RC造4階建て延べ1089平方メートル、体育館=RC造2階建て延べ1407平方メートル
▽杉原 普通・特別・管理棟=S造3階建て延べ3117平方メートル、体育館・武道場・特別棟=S造2階建て延べ1803平方メートル
▽速星 体育館=S造平屋建て1233平方メートル
【小学校】
▽奥田 廊下・昇降口棟=RC造2階建て延べ142平方メートル、特別教室・管理棟=RC造3階建て延べ2677平方メートル、普通教室棟=RC造3階建て延べ1444平方メートル、普通・特別教室棟=RC造3階建て延べ1228平方メートル
▽奥田北 普通・特別・給食室棟=RC造4階建て延べ4161平方メートル
▽浜黒崎 普通・特別・管理棟=RC造2階建て延べ1327平方メートル
▽堀川 特別教室棟=RC造3階建て延べ1212平方メートル、RC造3階建て延べ1126平方メートル、普通教室棟=RC造3階建て延べ1138平方メートル、RC造3階建て延べ1156平方メートル、普通・特別・管理棟=RC造4階建て延べ3858平方メートル
▽月岡 普通・特別教室棟=RC造4階建て延べ1156平方メートル
▽寒江 普通教室・管理棟=RC造3階建て延べ1208平方メートル
▽水橋西部 普通・特別教室棟=RC造3階建て延べ1298平方メートル、RC造3階建て延べ1511平方メートル、特別教室棟=RC造3階建て延べ378平方メートル、RC造3階建て延べ985平方メートル
▽水橋東部 特別教室・管理棟=RC造2階建て延べ379平方メートル、普通・特別教室棟=RC造2階建て延べ694平方メートル
▽上条 普通・特別・管理棟=RC造3階建て延べ1354平方メートル
▽大久保 普通教室棟=RC造3階建て延べ572平方メートル、RC造3階建て延べ442平方メートル、RC造3階建て延べ285平方メートル、RC造3階建て延べ298平方メートル、普通・特別教室棟=RC造3階建て延べ359平方メートル、RC造2階建て延べ729平方メートル、特別教室棟=RC造3階建て延べ930平方メートル、特別教室・管理棟=RC造2階建て延べ531平方メートル
▽上滝 体育館・ランチルーム=RC造3階建て延べ2123平方メートル
▽速星 特別教室・管理棟=RC造3階建て延べ1947平方メートル
【幼稚園】
▽大沢野 保育・管理棟=RC造2階建て延べ579平方メートル、遊戯室棟=S造平屋建て222平方メートル