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　能登町は２５日、「平成３０年度海洋教育研究施設建設工事（建築）」「同（電気設備）」「同（機械設備）」の制限付き一般競争入札３件を公告した。いずれも申請書の受付期間は５月２３日までで、開札は同３０日。建築は２者で構成される特定建設工事共同企業体（ＪＶ）、設備２件は単体業者が参加できる。
▽建築　予定価格２億３４９０万円
　ＪＶ代表者の参加資格は（１）建築一式工事の総合点数が７８０点以上（２）年間平均完成工事高が２億１０００万円以上（３）主たる営業所の所在地が県奥能登土木総合事務所管内（能登町、輪島市、珠洲市、穴水町）―など。
　構成員の要件は、建築一式工事の総合点数が６８０点以上で年間平均完成工事高が５０００万円以上、主たる営業所の所在地が能登町内となる。
▽電気設備　予定価格７９２７万円
　参加資格は（１）電気工事の総合点数が７９０点以上（２）年間平均完成工事高が８６００万円以上（３）主たる営業所が県内にあるか、営業所の所在地が能登町内―など。
▽機械設備　予定価格８４８３万円
　参加資格は（１）管工事の総合点数が７９０点以上（２）年間平均完成工事高が９２００万円以上（３）主たる営業所の所在地が県内―など。
　建設規模はＳ造３階建て延べ１０４３・６２平方メートル。越坂にある旧九十九湾グランドホテルの本館と増築・廊下部分の解体跡に整備する。金沢大学の教員や学生らが取り組む海洋教育の研究拠点となり、水棲生物の飼育室や遺伝子組み換えの実験室、培養室、教員オフィス、講義室、食堂兼セミナー室、外国人用の研究室などを設ける。
　工期は１９年１月３１日までで、同４月の供用開始を予定している。実施設計は土倉建築事務所（金沢市）が担当。