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日本工業経済新聞社（茨城）
2018/04/25
【茨城】３市町が新たに第１順位／市町村整備要望
県土木部
44市町村の整備要望第１順位まとめる／道路や河川の整備促進を／３市町が新たに第１順位
県土木部は県内44市町村から提出された道路や河川などの整備促進要望を明らかにした。例年と同様に各市町村から複数要望を受けている内容のうち、第１順位を取りまとめ、20日の県議会土木企業委員会（閉会中委員会）で委員に示した。44市町村中、新たに第１順位となったのは、北茨城市の「県道高萩塙線（２市連絡幹線道路）の整備促進」、かすみがうら市の「県道戸崎上稲吉線の歩道整備促進」、八千代町の「国道１２５号（下妻、八千代バイパス）の早期着工」の３件。
要望の種類としては、44市町村のうち38市町村が道路の整備、６市町が河川の整備。
そのうち道路の整備では、交通渋滞や交通危険箇所の解消を目的としたバイパス整備、現道拡幅、歩道整備などが大半となっている。
河川の整備については、浸水被害の解消のため堤防整備などの河川改修を要望している。
今回の要望で順位繰り上げにより第１順位が変更となったのは、北茨城市、かすみがうら市、八千代町の３市町。
北茨城市の県道高萩塙線は、国道６号のバイパス機能を担う新陸前浜街道として位置付けられており、同市や高萩市などを南北に結ぶ。全体計画による延長は３６５０ｍ。
渋滞緩和や災害時の緊急輸送道路など道路ネットワーク形成の観点から重要な役割を果たすことが期待されている。
かすみがうら市が要望する県道戸崎上稲吉線は、朝夕の交通渋滞が著しく、円滑な通行や安全性の向上が緊急の課題となっている。
特に千代田地区側の国道６号との交差点付近は狭あいで交互通行ができず、歩道もなくボトルネックとなっている。
要望では、通学する児童などが危険な状況にあることから、早期の道路拡幅および歩道整備を求めている。
また大型車両の交通需要が多い霞ヶ浦地区側についても、歩道整備を要望している。
八千代町は１９９８年12月に都市計画決定した国道１２５号下妻・八千代バイパス（延長約５５００ｍ）の早期着工を要望。
国道１２５号は年々交通量が増加し、２０１５年度交通量調査では１日当たり１万７３５７台に達している。幅員が狭く歩道整備も十分でないため、交通安全対策上危険な箇所が多いことから、危険解消や円滑な交通体系の整備を求めている。
市町村要望（第１順位）は次のとおり。
［◆市町村＝要望①県担当課②県土木（工事）事務所］
◆水戸市＝都市計画道路中大野中河内線の整備促進①都市整備課②水戸
◆日立市＝主要地方道日立常陸太田線（都市計画道路鮎川停車場線）の早期完成①都市整備課②高萩
◆土浦市＝都市計画道路宍塚大岩田線の整備促進①都市整備課②土浦
◆古河市＝一級河川女沼川の整備促進①河川課②境
◆石岡市＝県道飯岡石岡線バイパスの整備促進（幸町・田島下線含む）①道路建設課②土浦
◆結城市＝一級河川田川改修の整備促進①河川課②筑西
◆龍ケ崎市＝主要地方道美浦栄線バイパスの整備促進①道路建設課②竜ケ崎
◆下妻市＝国道１２５号（下妻・八千代バイパス）の早期着工①道路建設課②常総
◆常総市＝鬼怒川ふれあい道路（取手豊岡線バイパス）の整備促進①道路建設課②常総
◆常陸太田市＝国道３４９号バイパスの４車線化整備促進①道路建設課②常陸太田
◆高萩市＝２市連絡幹線道路整備事業および都市計画道路安良川赤浜線（３・５・９）整備事業の促進①道路建設課・都市整備課②高萩
◆北茨城市＝県道高萩塙線（２市連絡幹線道路）の整備促進①道路建設課②高萩
◆笠間市＝国道３５５号笠間バイパスの整備促進①道路建設課②水戸
◆取手市＝一級河川相野谷川改修事業の早期完成①河川課②竜ケ崎
◆牛久市＝国道４０８号歩道狭小箇所の拡幅整備促進①道路維持課②竜ケ崎
◆つくば市＝一般国道１２５号バイパスの整備促進①道路建設課②土浦
◆ひたちなか市＝一級河川中丸川河川改修の促進①河川課②常陸大宮
◆鹿嶋市＝主要地方道茨城鹿島線（都市計画道路宮中佐田線）の整備促進①道路建設課・都市整備課②潮来
◆潮来市＝一級河川前川の景観・環境・水質浄化に配慮した河川改修の整備促進①河川課②潮来
◆守谷市＝都市計画道路供平板戸井線の高野地区の整備促進①道路建設課②竜ケ崎
◆常陸大宮市＝一般県道門井山方線の整備促進①道路建設課②常陸大宮
◆那珂市＝国道１１８号の４車線化事業の促進①道路建設課②常陸大宮
◆筑西市＝主要地方道筑西つくば線バイパスの整備促進①道路建設課②筑西
◆坂東市＝主要地方道結城坂東線バイパス（都市計画道路沓掛橋岩井線）の整備促進①道路建設課②境
◆稲敷市＝県道稲敷阿見線の整備促進①道路建設課②竜ケ崎
◆かすみがうら市＝県道戸崎上稲吉線の歩道整備促進①道路維持課②土浦
◆桜川市＝一般県道東山田岩瀬線整備事業の促進①道路建設課②筑西
◆神栖市＝県道深芝浜波崎線拡幅整備①道路建設課・道路維持課②潮来
◆行方市＝主要地方道水戸神栖線の整備促進①道路建設課・道路維持課②鉾田
◆鉾田市＝都市計画道路当間靭負線の整備促進①道路建設課②鉾田
◆つくばみらい市＝主要地方道取手つくば線バイパスの整備①道路建設課②土浦
◆小美玉市＝（仮）石岡小美玉スマートＩＣアクセス道路の整備促進①道路建設課②水戸
◆茨城町＝主要地方道大洗友部線（駒渡～小鶴）の整備促進①道路建設課②水戸
◆大洗町＝都市計画道路「吉沼磯浜線」の早期事業化①道路建設課②水戸
◆城里町＝国道１２３号バイパスの整備促進①道路建設課②水戸
◆東海村＝国道２４５号の４車線化の整備促進①道路建設課②常陸大宮
◆大子町＝国道１１８号袋田バイパスの整備促進①道路建設課②大子
◆美浦村＝国道１２５号バイパスの整備促進①道路建設課②竜ケ崎
◆阿見町＝主要地方道土浦竜ヶ崎線バイパス（都市計画道路阿見・小池線）の整備促進①道路建設課②竜ケ崎
◆河内町＝主要地方道取手東線生板バイパス整備促進①道路建設課②竜ケ崎
◆八千代町＝国道１２５号（下妻、八千代バイパス）の早期着工①道路建設課②常総
◆五霞町＝一般県道幸手・境線バイパスの整備促進①道路建設課②境
◆境町＝国道３５４号境・岩井バイパスの整備促進および古河・境バイパスの整備促進①道路建設課②境
◆利根町＝一般河川新利根川河川改修の整備促進①河川課②竜ケ崎
44市町村の整備要望第１順位まとめる／道路や河川の整備促進を／３市町が新たに第１順位
県土木部は県内44市町村から提出された道路や河川などの整備促進要望を明らかにした。例年と同様に各市町村から複数要望を受けている内容のうち、第１順位を取りまとめ、20日の県議会土木企業委員会（閉会中委員会）で委員に示した。44市町村中、新たに第１順位となったのは、北茨城市の「県道高萩塙線（２市連絡幹線道路）の整備促進」、かすみがうら市の「県道戸崎上稲吉線の歩道整備促進」、八千代町の「国道１２５号（下妻、八千代バイパス）の早期着工」の３件。
要望の種類としては、44市町村のうち38市町村が道路の整備、６市町が河川の整備。
そのうち道路の整備では、交通渋滞や交通危険箇所の解消を目的としたバイパス整備、現道拡幅、歩道整備などが大半となっている。
河川の整備については、浸水被害の解消のため堤防整備などの河川改修を要望している。
今回の要望で順位繰り上げにより第１順位が変更となったのは、北茨城市、かすみがうら市、八千代町の３市町。
北茨城市の県道高萩塙線は、国道６号のバイパス機能を担う新陸前浜街道として位置付けられており、同市や高萩市などを南北に結ぶ。全体計画による延長は３６５０ｍ。
渋滞緩和や災害時の緊急輸送道路など道路ネットワーク形成の観点から重要な役割を果たすことが期待されている。
かすみがうら市が要望する県道戸崎上稲吉線は、朝夕の交通渋滞が著しく、円滑な通行や安全性の向上が緊急の課題となっている。
特に千代田地区側の国道６号との交差点付近は狭あいで交互通行ができず、歩道もなくボトルネックとなっている。
要望では、通学する児童などが危険な状況にあることから、早期の道路拡幅および歩道整備を求めている。
また大型車両の交通需要が多い霞ヶ浦地区側についても、歩道整備を要望している。
八千代町は１９９８年12月に都市計画決定した国道１２５号下妻・八千代バイパス（延長約５５００ｍ）の早期着工を要望。
国道１２５号は年々交通量が増加し、２０１５年度交通量調査では１日当たり１万７３５７台に達している。幅員が狭く歩道整備も十分でないため、交通安全対策上危険な箇所が多いことから、危険解消や円滑な交通体系の整備を求めている。
市町村要望（第１順位）は次のとおり。
［◆市町村＝要望①県担当課②県土木（工事）事務所］
◆水戸市＝都市計画道路中大野中河内線の整備促進①都市整備課②水戸
◆日立市＝主要地方道日立常陸太田線（都市計画道路鮎川停車場線）の早期完成①都市整備課②高萩
◆土浦市＝都市計画道路宍塚大岩田線の整備促進①都市整備課②土浦
◆古河市＝一級河川女沼川の整備促進①河川課②境
◆石岡市＝県道飯岡石岡線バイパスの整備促進（幸町・田島下線含む）①道路建設課②土浦
◆結城市＝一級河川田川改修の整備促進①河川課②筑西
◆龍ケ崎市＝主要地方道美浦栄線バイパスの整備促進①道路建設課②竜ケ崎
◆下妻市＝国道１２５号（下妻・八千代バイパス）の早期着工①道路建設課②常総
◆常総市＝鬼怒川ふれあい道路（取手豊岡線バイパス）の整備促進①道路建設課②常総
◆常陸太田市＝国道３４９号バイパスの４車線化整備促進①道路建設課②常陸太田
◆高萩市＝２市連絡幹線道路整備事業および都市計画道路安良川赤浜線（３・５・９）整備事業の促進①道路建設課・都市整備課②高萩
◆北茨城市＝県道高萩塙線（２市連絡幹線道路）の整備促進①道路建設課②高萩
◆笠間市＝国道３５５号笠間バイパスの整備促進①道路建設課②水戸
◆取手市＝一級河川相野谷川改修事業の早期完成①河川課②竜ケ崎
◆牛久市＝国道４０８号歩道狭小箇所の拡幅整備促進①道路維持課②竜ケ崎
◆つくば市＝一般国道１２５号バイパスの整備促進①道路建設課②土浦
◆ひたちなか市＝一級河川中丸川河川改修の促進①河川課②常陸大宮
◆鹿嶋市＝主要地方道茨城鹿島線（都市計画道路宮中佐田線）の整備促進①道路建設課・都市整備課②潮来
◆潮来市＝一級河川前川の景観・環境・水質浄化に配慮した河川改修の整備促進①河川課②潮来
◆守谷市＝都市計画道路供平板戸井線の高野地区の整備促進①道路建設課②竜ケ崎
◆常陸大宮市＝一般県道門井山方線の整備促進①道路建設課②常陸大宮
◆那珂市＝国道１１８号の４車線化事業の促進①道路建設課②常陸大宮
◆筑西市＝主要地方道筑西つくば線バイパスの整備促進①道路建設課②筑西
◆坂東市＝主要地方道結城坂東線バイパス（都市計画道路沓掛橋岩井線）の整備促進①道路建設課②境
◆稲敷市＝県道稲敷阿見線の整備促進①道路建設課②竜ケ崎
◆かすみがうら市＝県道戸崎上稲吉線の歩道整備促進①道路維持課②土浦
◆桜川市＝一般県道東山田岩瀬線整備事業の促進①道路建設課②筑西
◆神栖市＝県道深芝浜波崎線拡幅整備①道路建設課・道路維持課②潮来
◆行方市＝主要地方道水戸神栖線の整備促進①道路建設課・道路維持課②鉾田
◆鉾田市＝都市計画道路当間靭負線の整備促進①道路建設課②鉾田
◆つくばみらい市＝主要地方道取手つくば線バイパスの整備①道路建設課②土浦
◆小美玉市＝（仮）石岡小美玉スマートＩＣアクセス道路の整備促進①道路建設課②水戸
◆茨城町＝主要地方道大洗友部線（駒渡～小鶴）の整備促進①道路建設課②水戸
◆大洗町＝都市計画道路「吉沼磯浜線」の早期事業化①道路建設課②水戸
◆城里町＝国道１２３号バイパスの整備促進①道路建設課②水戸
◆東海村＝国道２４５号の４車線化の整備促進①道路建設課②常陸大宮
◆大子町＝国道１１８号袋田バイパスの整備促進①道路建設課②大子
◆美浦村＝国道１２５号バイパスの整備促進①道路建設課②竜ケ崎
◆阿見町＝主要地方道土浦竜ヶ崎線バイパス（都市計画道路阿見・小池線）の整備促進①道路建設課②竜ケ崎
◆河内町＝主要地方道取手東線生板バイパス整備促進①道路建設課②竜ケ崎
◆八千代町＝国道１２５号（下妻、八千代バイパス）の早期着工①道路建設課②常総
◆五霞町＝一般県道幸手・境線バイパスの整備促進①道路建設課②境
◆境町＝国道３５４号境・岩井バイパスの整備促進および古河・境バイパスの整備促進①道路建設課②境
◆利根町＝一般河川新利根川河川改修の整備促進①河川課②竜ケ崎
