愛知県内の市町村で、愛西市など3市町が4月1日から中間前金払い制度を導入した。これにより県内で中間前金払い制度を導入している市町村は54市町村のうち45市町村となり、導入率が8割を超えた。また、南知多町と東栄町の2町が、2018年度から前金払い制度の支払限度額を撤廃した。これにより、限度額を設定している市町村は長久手市など8市町村となった。
4月1日から中間前金払い制度を新たに導入したのは、▽愛西市▽北名古屋市▽南知多町―の3市町。これにより県内市町村の導入率は83%となった。
県内で中間前金払い制度を導入していない市町村は、▽江南市▽扶桑町▽大口町▽豊山町▽津島市▽あま市▽大治町▽長久手市▽東郷町―の9市町となった。
愛知県内では、00年に豊田市が導入したのを皮切りに、各市町村が順次導入してきた。17年度には5市町、16年度には6市町が導入するなど、ここ数年で導入が進んだ。
一方、前金払い制度の支払限度額は、17年度に蟹江町と設楽町、尾張旭市が1億円としていた限度額を撤廃した。18年度は南知多町と東栄町が限度額を撤廃。これにより、県内54市町村のうち46市町村が限度額なしとなった。
限度額を設定している市町村は、▽長久手市▽東郷町▽大口町▽扶桑町▽東海市▽美浜町▽高浜市▽豊根村―の8市町村となった。限度額はいずれも1億円。
提供:建通新聞社