八頭建設業協会(山根敏樹会長・会員40社)は23日、通常総会を開き、山根会長の4期目続投を決めた。また、中尾仁、山本稔両副会長を再選した。
総会には来賓に八頭県土整備事務所の新浩薫所長らを迎え、会員40人が出席。山根会長は若年労働者不足を課題に挙げ、「自分の子どもがなりたいと思える業界にしたかったが、残念ながら昔とさほど変わっていない。品格のある業界にするために労働条件の改善に取り組む」とあいさつした。
来賓の新所長は昨年2度の台風、市瀬地区の土砂流出への対応を謝辞。今年度の発注見通しについて「前半で息切れしないよう、後半に向けて用地確保、ストック保持し、補正に対応する」との意向を示した。
議事では17年度収支決算などを議決。また、18年度事業計画の報告があり、担い手の確保・育成のための積極的な働き方改革への対応、建設業福祉共済団による法定外労災補償制度への加入促進などに取り組む。
この後、任期満了(2年)に伴う役員改選に移り、選考委8人が新しい役員14人を選出した。
その場で臨時理事会が開かれ、山根会長らの再選を決めた。
新役員のみなさんは次の通り。(敬称略)
▽会長=山根敏樹(こおげ建設)▽副会長=中尾仁(中一建設)、山本稔(寺谷組)▽理事=八田光義(八田建設)、上田俊一(山陰建設)、松田義正(松田組)(新任)、竹内秀彦(竹内組)(新任)、西田正人(中央建設)、林清美(興徳建設)、中村佳紀(中村建設)(新任)、塚川浩治(塚川建設)、藤森英之氏(大英組)▽監事=中山明保(ナノセ鳥取)、松田誠(松田建設)(新任)
日刊建設工業新聞