港区は、「港資源化センタープラント設備整備に係る支援業務」の委託先を公募プロポーザル方式で審査した結果、日産技術コンサルタント東京支社(港区)を事業候補者に決めた。長寿命化計画の策定に備えた基礎調査などを行う。履行期限は2019年3月31日。
港資源化センター(港南5ノ7ノ1)は、1999年3月に完成した処理施設で、現況は延べ4237平方b。資源プラスチック選別・圧縮梱包設備や缶類選別・圧縮設備、びん類自動選別設備、ペットボトル圧縮・梱包設備などの設備がある。処理能力は日量約40d。
稼働から約18年が経過し、今後は各設備の腐食劣化や経年による機能の低下が予測される。このため、19年度に予定している長寿命化計画・設備整備計画の策定に備え、必要な基礎調査を行うことにした。プラント設備の延命化や更新、一部の資源ごみ処理の外部委託について、他都市の事例などを参考に比較検討する。
区は稼働から20年を目安に劣化が進む設備の更新を図りたい考えで、20年度以降に工事着手する方針だ。
提供:建通新聞社