新潟市は、新通小学校分離新設校の校舎棟および屋内体育館の建築本体工事を、6月にも一般競争入札で公告する。ともに9月議会での工事請負承認を見込んでいる。
同校の児童数増加に対応するため、既存の通学区域を分割し、西区大野地内に分離校を建設。教育環境の改善を図る。校舎棟RC造5階建て延べ6607平方メートル、屋内体育館棟SRC造平屋建て1262平方メートルのほか、ひまわりクラブ棟S造2階建て延べ約310平方メートルを設ける。校舎棟には普通教室18室と特別教室3室が入り、屋上にプール(25メートル×6コース)を設置。工期は校舎棟が17カ月、体育館が12カ月となる。
設備工事は、校舎棟が電気設備、衛生設備、冷暖房換気設備の3件、屋内体育館が衛生換気設備と電気設備の2件。それぞれ一般競争入札の採用を予定しており、校舎棟の3件は第1四半期、体育館の2件は第2四半期に発注する見通し。20年4月の開校を目指す。
設計は堤建築設計事務所(新潟市中央区西堀前通)が担当。
当初予算には2カ年の継続費として総額31億8200万円(18年度=9億1700万円、19年度=22億6500万円)を設定した。