松前町は、松前中学校改築の実施設計を5月か6月ごろ発注する。設計を2018年度内に完了させ、19年度に既存校舎の解体と新築を一括で発注し3カ年程度で整備する。実施設計費は18年度当初予算に4931万円を計上している。
既存校舎は北校舎(普通教棟)と南校舎(特別教棟)の2棟で構成している。計画ではグラウンド部分に南校舎用のプレハブ仮設校舎を設けた後に、南校舎を解体し、北校舎の役割を果たす校舎棟を建設する。続いて北校舎を解体し、南校舎の役割を果たす校舎棟を建設する。
解体する現校舎の規模は北校舎が鉄筋コンクリート造4階建て延べ2125平方b。南校舎が同造2階建て延べ1211平方b。新校舎は2棟とも同造3階建てで、延べ床面積は現校舎の1・5倍程度を見込んでいる。詳細は今回委託する設計で詰める。
提供:建通新聞社