高知市上下水道局は、下知水再生センター管理棟を改築するため、9〜10月に建築主体の一般競争入札を公告する予定。
規模は既存施設の鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て延べ3220平方bより縮小し、同造3階建て延べ2000平方b前後となる見込み。周辺地区の避難施設としても活用できるようにする。
既存施設は1982年に建築されており、2015年度に耐震・耐津波診断を行った結果、大規模な補強が必要と判定された。そのため、南海トラフ地震に備え、長期浸水の早期解消と汚水処理機能の早期確保を目指し、同センター敷地内にある水処理場の北側に新施設を建設する。
18年度当初予算には、19年度までの継続費として8億5000万円を計上。場所は小倉町5ノ25。設計はニュージェック高知事務所(高知市)が担当。
提供:建通新聞社