【一部既報】 養豚、養鶏・養卵、食肉加工のナカショク(新発田市日渡170番地 本間春夫代表取締役)が胎内市内で計画する飼料用倉庫と鶏卵加工施設は、投資額約30億円、延べ床面積5000平方メートル規模を見込んでいることが、20日までに分かった。
新潟中条中核工業団地のJ区画(東洋濾紙の南側、胎内市総合体育館向かい)6万7786・3平方メートルを取得。新たな施設を整備することにより製造能力を増強するとともに、現在分散している施設の一部を集約し、物流の効率化を図る。飼料用倉庫、鶏卵の中継倉庫、加工施設、生肉加工施設などを整備することで、製造、加工、物流に加え、最終的には本社機能も集約し、一貫した体制を構築していく方針だ。
設計業務を夏ごろにも委託したい意向で、市内に本社を置く設計事務所2または3者による見積もり合わせにより選定する予定。その後、設計業務を進め、先行して18年度内に資料用倉庫に着工し、19年の着工および稼働を想定。
同社は、食肉加工部門を新発田市、環境リサイクル部門のペレット工場を胎内市にそれぞれ置いているほか、県内外に農場など養鶏・鶏卵部門8カ所、養豚部門16カ所を置く。経済産業省による「地域未来牽引企業」にも選ばれている。