あいの風とやま鉄道は、富山―東富山駅間で計画の新駅整備について、近く国の補助交付決定を受け、詳細設計業務を委託する。
新駅は、両駅中間に位置する富山市下冨居地内の富山機関区貨物検修庫南側に設置する。計画地の北東側、西側には住宅地が立地する。地上駅舎は相対式ホーム2面2線で、ホーム長85メートル。東西両面に無人駅、券売機、IC機器を設け、自由通路となる跨線橋やエレベーター3基も設置する。19年度の着工を目指す。全体事業費は約13億円。
基本設計は、ジェイアール西日本コンサルタンツが担当。
富山県が主要地方道富山大沢野線からのアクセス道路となる富山新駅停車場線、富山市が駅前広場を整備する。県は新駅周辺の県有地(10万4271平方メートル)で民間開発の導入を検討している。