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日刊建設工業新聞
2018/04/23

【鳥取】4業種全体の平均点89・9点/17年業務成績評定結果

 県土整備部は20日、2017年(1月−12月期)に完了検査した「測量等業務」の成績評定結果をまとめた。土木関係建設コン(設計業務)など4業種全体の平均点は89・9点。前年(89・7点)を0・2ポイント上回り、13年以降5年連続して90点台前後の高い数値が続いた。
 成績評定は予定価格100万円を超える業務が対象。17年に検査した業務は592件で、前年(643件)に比べて8%(51件)減った。
 業務別の平均点は▽測量業務89・2点(65件)▽地質調査91・2点(22件)▽補償関係コン89・6点(109件)▽土木関係コン89・6点(396件)。
 管内別の土木関係コンの平均は、高い順に中部県土90・4点(前年89・5点)、八頭県土90・1点(同89・4点)、米子県土89・6点(同89・8点)、日野県土89・1点(同87・8点)、鳥取県土88・3点(同89・9点)。中部と鳥取は2・1ポイントの差があった。
 評定をめぐっては、業界から各事務所や担当者間でばらつきがあるといった指摘を受け、同部は近年、部内研修を開いて評定の均一化に努めている。県技術企画課では「研修の成果があるのか検証し、できるところがあれば改善したい」と話している。
 一方で、国交省は昨年、「業務成績要領」を改定し、18年4月以降に完成した業務から適用しており、同部も合わせて要領の見直しを検討する。


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