コマツカスタマーサポートは18日、全国で11カ所目となるICT建機デモセンター「コマツIoTセンタ九州」を菊池郡大津町に開設した。
ICT施工現場を完全再現し、コマツのスマートコンストラクションを実際に体感、より理解を深めてもらう施設。40人ほど収容する研修棟でモニターを使って座学、屋外の2200平方bのデモヤードで、最新のICT建機やドローンのデモンストレーション見学・体験試乗ができる。10カ所あわせて年間1万5000人近い利用があるという。
同日、現地であったオープニングセレモニーには、県建設業協会、県土木施工管理技士会、県庁土木部監理課、コンサルタント業者、土木業者など約90人が出席。コマツカスタマーサポートの苅谷秀行執行役員レンタル事業部長は「品質確保と生産性向上、働き方改革にも繋がるスマートコンストラクションを実感してほしい」。同社九州沖縄カンパニーの斎藤和志社長は「皆さんと一緒にまちづくり、将来を考える時間を提供させて頂きたい」と挨拶した。
場所は、大津町室のトライアル大津店隣接地。5月から本格的に事業開始する。これまで九州地区には、福岡県嘉麻市のIoTセンタ北九州のみ。高校生や企業単位、自治体職員など幅広く利用でき、建設産業のイメージアップや、自治体のICT普及・促進に弾みがつきそうだ。
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