八重洲二丁目中地区再開発準備組合は、事業実施に先立つ環境影響評価手続きの一環として評価書をまとめ、東京都に提出した。東京駅八重洲口に面する中央区八重洲2ノ4他の敷地約2・2fに、延べ床面積約41万8000平方bの規模で超高層施設を建設し、事務所や店舗、外国人向けの滞在施設、インターナショナルスクール、バスターミナルなどを配置する計画。評価書では事業の施行による大気汚染や騒音・振動、日影、景観などに与える影響について、一定の指標や基準値の範囲内に収まるとしている。同準備組合では本組合の設立や事業計画の認可といった手続きを経て2019年度に着工し、33年度に完成させる考えだ。
再開発の事業区域は、東京駅前で外堀通りと鍛冶橋通りが交わる一画の約2・2f。ここに鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下4階地上46階塔屋1階延べ約41万8000平方bの再開発施設を建設する。外国人向けの居住・滞在施設(サービスアパートメント)や事務所、店舗、バスターミナル、地下駐車場などを配置し、コージェネレーションシステム・地域冷暖房や非常用発電機なども設置する。事業協力者として三井不動産(中央区)と鹿島(港区)が参画している。
提供:建通新聞社