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建通新聞社四国
2018/04/20

【高知】県中央東土木 高知南国線橋梁設計に着手

 高知県中央東土木事務所は、都市計画道路高知南国線篠原工区の新設に向け、国道195号ととさでん交通の電車軌道をまたぐ橋梁の詳細設計をオリエンタルコンサルタンツ高知事務所(高知市)に委託した。期間は2019年1月31日まで。
 以前に実施した概略設計によれば、国道195号に対し斜めに交差するため、上り線と下り線を分離し、それぞれ2車線の橋梁を架設する計画。上り高架橋(仮称)は橋長163bの鋼3径間連続細幅箱桁橋、下り高架橋は橋長182bの鋼4径間連続細幅箱桁橋。両橋とも、下部工は逆T式橋台、張出式橋脚、基礎工は口径1200_の鋼管ソイルセメント杭で、幅員7b、設計速度50`、道路規格4種1級としており、今回の設計の中で詳細を詰める。工事着手時期は未定。
 同工区の概要は、高知市大津甲の国道32号交差点から南国市篠原の高知東工業高校前までの延長1316bで、標準部は全幅27bの4車線道路となる。同工区の整備に合わせ、南国市が篠原地区土地区画整理事業を計画しており、そのための進入路として同事務所では工区東側の先行整備を進め、19年度半ばには暫定2車線で供用開始したい考えでいる。それより西側の区間については、18年度から用地測量を外注する予定で、その後の用地取得に備える。

提供:建通新聞社